物価高対策 公明が推進

公明新聞に「伊藤たかえ」の記事が掲載されました。

参院選で必勝を期す伊藤(た)氏への支援を訴える斉藤国交相=19日 兵庫・西宮市

兵庫・伊藤(た)、神奈川・三浦氏訴え/山口代表、斉藤国交相が応援

参院選は、あす22日に公示される。公示を前に、大激戦となる兵庫選挙区では、公明党予定候補の伊藤たかえ氏(自民党推薦)、神奈川選挙区では、三浦のぶひろ氏(同)が、それぞれ街頭演説で渾身の訴え。山口那津男代表や斉藤鉄夫国土交通相(公明党)が応援に駆け付けた。

斉藤国交相は19日、伊藤氏と共に、兵庫県西宮市で街頭演説を行い、参院選の逆転勝利に向け絶大な支援を訴えた。

斉藤国交相は、物価高対策に関連し、公明党が強く政府に主張し、食料品などの消費税率を8%に据え置く「軽減税率」を導入したことに言及。「国民の暮らしを守るために本当の意味で物価高対策をしてきたのは公明党である」と強調した。

また、斉藤国交相は、家族の介護や世話を担う「ヤングケアラー」の問題を国会で取り上げ、政治の表舞台に引き上げた伊藤氏への力強い支援を呼び掛けた。

伊藤氏は、観光の活性化で、兵庫経済の再生に挑戦すると強調。「年間600万人のインバウンド(訪日客)誘致をめざす」と訴えた。

一方、山口代表は19日、三浦氏と共に、横浜市で開かれた街頭演説会に出席し「1期6年間で幅広い仕事をしてきた三浦氏を何としてでも押し上げてほしい」と訴えた。

山口代表は、物価高騰対策への対応で輸入小麦について、政府が製粉会社に売り渡す価格を9月まで据え置き、10月の改定では「状況をよく見極めて思い切った対応を取りたい」と強調した。

また、安全保障政策では、防衛力を強化する一方で、各国が参加する安全保障対話の枠組みを日本が推進する必要性を力説した。

三浦氏は、物価高騰対策などに触れ「現場の声から政治を進めていく」と力説。また、携帯電話料金の引き下げなどを実現した実績を紹介し、「これからも政治の結果で、国民の皆さまに応えていく」と訴えた。

三浦氏(左)花、絶大な幸せを訴える山口代表=19日 横浜市

【参議院・兵庫 伊藤たかえ】お父さんは応援団――「父の日」に寄せて

父が最近、ご機嫌です。応援している大好きな「阪神タイガース」が、ここに来て調子を上げているからでしょう。

阪神タイガースを中心に

私の生まれは兵庫県尼崎市。わが家は「すべてが阪神を中心に回っている」ような家庭でした。プロ野球シーズン開幕の日には、食卓に必ずお赤飯と尾頭付きの鯛が並びます。

1985年に阪神がリーグ優勝した時は、両親がお風呂場でビールかけをしていました。阪神が勝ったか負けたかで、わが家の空気は一変します。子どものころ、そんな父を見かねて、私は阪神タイガースの球団宛てに手紙を送ったこともありました。「負けたら、お父さんが怒ります。絶対に勝ってください!」と。

<伊藤家の家族写真。後列左が伊藤たかえの父>

下町の小さな市場で、母と共に朝早くから夜遅くまで身を粉にして働いていた父にとって、「阪神を応援すること」は“生きがい”だったと言っても、過言ではありません。

私が小学生の頃に「3番サード・掛布」にあこがれて野球を始めると、父は私の“応援団”にもなってくれました。休みの日に、近所の空き地で一緒に白球を追いかけたことは、なつかしい思い出です。

関西大学を受験する時も、阪神・淡路大震災を経て司法試験に挑戦する時も、父は全力で応援してくれました。必死に働くその姿、その背中を通して、私を経済的・精神的に支えようとしてくれた思いが、痛いほど伝わってきました。

私が参議院議員に初当選してから3年目に、母が病にかかり、闘病生活が始まった時も、父にどれほど支えられ、勇気づけられたでしょうか。今は亡き母の分まで、私の最大の理解者として、“応援”してくれています。

全国のお父さんたちに感謝 

議員として、行く先々で、いろいろなご家族とお会いします。家庭や職場や地域で頑張っておられる“お父さん”たちからお話を伺うことも、少なくありません。

コロナ禍の中で、大切な家族を守ろうと懸命に働いておられるお父さん。パートナーを支えようと、率先して家事や育児に汗を流しておられるお父さん。介護が必要な家族のために、献身的に“伴走”を続けておられるお父さん……。一家の「応援団」として奮闘されている全てのお父さんたちに、ただただ頭が下がる思いです。

それとともに、こうしたお父さんたちに喜んでいただけるように、安心していただけるように、政治の仕事で「結果」を残すのが私の責任であると、決意を新たにしています。それこそが、私にとって「父への恩返し」にもなると信じて。

きょうは「父の日」。全国のお父さんたちに、心からの感謝と敬意を表します。

コロナ禍の中で、大切な家族を守ろうと懸命に働いておられるお父さん。パートナーを支えようと、率先して家事や育児に汗を流しておられるお父さん。介護が必要な家族のために、献身的に“伴走”を続けておられるお父さん……。一家の「応援団」として奮闘されている全てのお父さんたちに、ただただ頭が下がる思いです。

それとともに、こうしたお父さんたちに喜んでいただけるように、安心していただけるように、政治の仕事で「結果」を残すのが私の責任であると、決意を新たにしています。それこそが、私にとって「父への恩返し」にもなると信じて。

 

きょうは「父の日」。全国のお父さんたちに、心からの感謝と敬意を表します。

 

参院選 未来を守り抜く。3つのビジョン

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伊藤たかえ 現=兵庫選挙区(定数3)自民推薦

22日(水)の参院選公示まであと3日。逆転へ、伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区、自民推薦)の語り口を3つのビジョンに分けて紹介する。

■物価高騰から国民生活を守り抜く

「悩み苦しむ一人に寄り添う」。弁護士時代から貫く姿勢で、伊藤たかえは小さな声を一つ一つカタチにしてきました。コロナ禍やウクライナ危機が追い打ちをかける物価高騰で国民生活が逼迫する今こそ、生活者の心が分かる伊藤の実行力で、三つの生活費の値上げを抑えます。

国の補助金でガソリンなど燃油価格の高騰を抑制。この対応がなければ、レギュラーガソリンの店頭価格(全国平均、13日時点)は1リットル当たり210円を超えてしまうところでした。

自治体への地方創生臨時交付金の拡充などにより、家計の支出に直結する光熱費の上昇を抑えます。さらに、幅広い食品に使われる小麦は、約9割が外国産。一括で買い入れる政府に働き掛け、価格を維持させるとともに、肥料や資材の高騰で悲鳴を上げる農家への経営支援にも全力を挙げ、日々の食卓を守ります。

■観光の活性化で兵庫経済を元気に

働く人たちを守る雇用調整助成金の特例延長(9月末まで)を実現した確かな手腕で、伊藤たかえは観光の活性化を軸に、兵庫経済の再生に挑戦します。

観光業は、飲食や宿泊、交通など裾野が広い産業であり、雇用の受け皿としても重要な役割を果たしています。コロナ禍で冷え込む観光をV字回復することで仕事を増やし、兵庫全体に経済効果を波及させます。まずは国内観光客の県内誘致を促す割引キャンペーンなど支援策を実行します。

一方、兵庫県の課題はインバウンド(訪日客)の少なさ。コロナ前(2019年)は年間約192万人で、お隣の大阪府の15%程度です。3年後の大阪・関西万博を見据え、交通インフラの整備など観光客の受け入れ基盤の強化や、多彩な観光資源のブランド化を後押しし、コロナ前の3倍、年間600万人のインバウンド誘致をめざします。

■誰も取り残さない子育て・教育へ

ヤングケアラー問題を政治の表舞台に引き上げた人です。彼ら彼女らが直面する課題は、少子高齢化の進行や貧困、ひとり親家庭の増加など、いまの日本社会が抱える問題の縮図です。

「これまで影に隠れていた問題から目を背けず、光を当てるのが政治の責任」。その決意で、伊藤たかえはヤングケアラー支援の強化を国会で訴え、政府内に省庁横断の対策チームが発足。各自治体で実態調査や訪問支援などを行うための予算確保も実らせました。さらに現在、自公国3党協議の実務者として、法制化を含めたさらなる対策の強化へ奔走しています。

子どもたちの未来を守らずに、日本の未来はありません。先進国で最低レベルの子育て関連予算を倍増させ、出産育児一時金の50万円への引き上げや給付型奨学金の拡充など、誰一人取り残さない子育て・教育の実現に挑みます。

【略歴】党女性委員会副委員長、同県副代表。弁護士、税理士。参院議員1期。関西大学卒。兵庫県尼崎市出身、宝塚市在住。54歳。

日本の未来担う先頭に

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伊藤たかえ氏、兵庫の街頭で力説/山口代表が支援訴え

伊藤たかえ氏(左)への絶大な支援を訴える山口代表=18日 神戸市

公明党の山口那津男代表は18日、伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区、自民党推薦)と共に、神戸市で開催された青年街頭演説会に参加し、「若いチカラで、兵庫と日本の未来を担う先頭に伊藤さんを立たせてください」と絶大な支援を呼び掛けた。

山口代表は物価高騰対策を巡り、神戸市では地方創生臨時交付金を活用してプレミアム付き商品券の発行が決まったと紹介。「国と市のネットワークを生かして実現した。(物価高を)抑えるだけでなく消費する力もつけていく」と述べた。

一方、公明党は若者の政治参加を促すため「基本法の制定を主張している」と語り、若者政策担当大臣の設置や被選挙権年齢の引き下げなどの実現へ全力を挙げると強調した。

伊藤氏は「コロナ禍から兵庫の経済を立て直すことが大きな課題」と述べ、インバウンド(訪日客)の県内誘致について「コロナ前の3倍、600万人をめざす」と力説。交通網や宿泊施設の充実など受け入れ基盤の強化、農林水産物のブランド化の取り組みを進め、「仕事をつくり、経済を回していく」と訴えた。

【参議院・兵庫 伊藤たかえ】6/18 街頭演説会ダイジェスト

きょうは姫路、加古川、神戸、宝塚、川西、そして尼崎と兵庫を横断し、街頭演説会や時局講演会を開催。山口なつお代表、わにぶち洋子衆議院議員、中野ひろまさ衆議院議員を応援弁士に迎え、燃油高・物価高騰が続く中でガソリン価格や公共料金、食料品等の値上げを抑えるために、具体的な対策を講じていくことや、子育て・教育支援を拡充していくことをお話ししました。

 

加古川では、私が交通渋滞のため到着が遅れていた間、地元の公明党市議会議員の皆様にマイクを握っていただきました。先日の市議会議員選挙(6月12日)で、全員当選を果たしたばかりの方々です。街頭演説会にお集まりくださった市民の皆様に心からの感謝を申し上げつつ、市議会議員の方々と手を携え、兵庫の未来を共に切り開くことをお約束しました。

あの地この地でスタッフの方々が撮影してくださった写真を通して、きょうの模様の一端をお伝えします。

 

 

さあ、いよいよ公示まであと4日! 明日も兵庫の各地を全力で駆け抜けます! 皆様とお会いできるのを楽しみにしつつ。

伊藤(た)氏、公開討論会に出席

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雇用創出、賃上げ必ず

公明党の伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区、自民党推薦)は16日夜、神戸市内で開催された公開討論会(日本青年会議所兵庫ブロック協議会主催)に出席し、経済再生や地方創生などのテーマについて見解を述べた。

伊藤氏は、コロナ禍からの経済再生に向け、まずは現下の物価高騰への対応に万全を期し「国民生活を守り抜く」と力説。その上で、政労使合意の下、持続的な賃上げ環境を整えていく考えを示した。

兵庫県の課題である若者の人口流出について伊藤氏は、歯止めをかけるために、観光の活性化や水素社会の構築などで雇用創出を図っていくと強調。参院選を通じて「若い人たちに自分たちの声が政治に届くと実感してほしい」と力強く訴えた。

経済再生へ観光支援

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伊藤(た)氏(左)への絶大な支援を呼び掛ける木原官房副長官=17日 神戸市

兵庫で励ます会、伊藤たかえ氏訴え/木原官房副長官らが応援

公明党の伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区、自民党推薦)は17日、神戸市内で開催された「励ます会」に木原誠二官房副長官と共に出席し、参院選勝利へ決意を訴えた。自民党の盛山正仁衆院議員らも参加した。

■政治の安定不可欠 自公で2議席確保

木原氏は、先に閉会した通常国会で成立した本予算と補正予算、61本の内閣提出法案と7本の条約について、「全てを会期内に成立できたのは26年ぶり」と強調。「自公連立が安定し、信頼感を持って国会運営、政権運営に当たってきた、たまものだ」と力説した。

その上で、コロナや物価高対策、外交・安全保障など重要課題に対応するには政治の安定が不可欠とし、「その最大の試金石が参院選だ。兵庫選挙区は自公で2議席確保へ、伊藤さんを押し上げてほしい」と絶大な支援を呼び掛けた。

伊藤氏は、物価高騰対策や兵庫経済の再生に向けた観光支援など「一つ一つの政策を着実に進め、国民生活を守り抜く」と訴えた。

専門相談員の活動支援

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あいさつする古屋副代表=16日 都内

福祉用具の研究大会で強調/古屋、伊藤(た)氏

公明党の古屋範子副代表は16日、都内で開かれた第3回福祉用具専門相談員研究大会に出席し、福祉用具選定の助言などを行う相談員の活動を全力で支援すると述べた。

古屋氏は、同相談員の調査・研究を基に「高齢者らの自立と介護者の負担軽減のためには、福祉用具の適切な活用が重要だと国会で訴えてきた」と強調。介護分野のデジタル化も見据え、相談員の専門性の向上を支えていく決意を語った。

大会では、オンラインで伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区)もあいさつし、「(福祉用具利用者の)生活の質を維持し高めていく力が相談員の皆さまだ」として、高齢者らの生活環境の充実に努めると強調した。

【参議院・兵庫 伊藤たかえ】政治評論家の森田実先生からエール

政治評論家の森田実先生が、ご自身のフェイスブック上で、私へのエールを投稿してくださいました。身に余るお言葉をいただき、感謝の念に堪えません。必ず仕事の結果をもってご恩返しをと、心に期しております。

心ある福祉を築く

森田実先生とは今春、公明党の石川ひろたか参議院議員(大阪選挙区予定候補)、熊野せいし参議院議員(全国比例区予定候補)と共に、“座談会”を行わせていただきました。その内容はブックレット『関西の未来をひらく』(第三文明社刊)に収められています。

森田先生は、公明党への期待をこう語ってくださいました。

「ある時期までは、ほとんどの政党が『福祉は政治の仕事ではない』と考えていました。それが、公明党の登場によって福祉が公的なものになった。前身も含めると60年余の公明党の歴史が、今の日本社会の福祉をつくってきたわけです。公明党こそが日本の福祉の最大の功労者です。その福祉をいよいよ完成させるのが、公明党に課せられた次の課題であり、責任です」

私自身にとって最も大きな「課題」と「責任」とは、「ヤングケアラー」の問題解決にほかならない――そう位置付けて取り組んできました。

ヤングケアラーの問題の背景には、日本の社会福祉が長らく抱えてきた“固定観念”が横たわっています。つまり「家庭内の問題は、家族が対応するものだ」という考え方です。もちろん、家族だけで対応できるのであれば、問題はないでしょう。子どもが家族を支えること自体は尊いことであり、決して否定されるものではありません。

しかし現代においては、「子どもだけではとても抱えきれない家庭内の問題がある」ことも事実なのです。それにもかかわらず、「家庭内の問題は家庭内で」といった旧来の価値観が“壁”となって、ヤングケアラー当事者が直面している“しんどさ”に、周囲の人々が気付きにくくなっているのも実情です。また同時に、「声をあげづらい。相談しづらい」と当事者に思わせてしまう“空気”になっている実態もあります。

そのような固定観念にとらわれず、介護が必要とされている親やヤングケアラーとなっている子どもたちを地域・社会全体で支え、「誰一人置き去りにしない」という心ある福祉を築いていかなければなりません。

ヘッセの代表作『車輪の下』

森田先生がフェイスブックの中で引用されていたドイツの文豪ヘルマン・ヘッセの代表作といえば、『車輪の下』が真っ先に挙げられます。

大人たちの利己主義や無理解などという重たい“車輪”の下でもがき苦しみ、やがて短い生涯を閉じることになる少年ハンスの半生をつづった小説です。暗記中心の詰め込み教育を批判した内容であるとともに、周囲の大人たちに見放され、誰からも理解されず、支えてもらえない子どもの苦しさと寂しさを描いた物語と見ることもできるでしょう。

実は主人公ハンスのモデルは、作者であるヘッセ自身であったと言われています。彼自身、少年時代にハンスと同じような実体験をしているからです。しかし、ヘッセには「支えてくれる大人」がいました。そして「詩人」になるとの夢を追い続け、読書に挑戦し、偉大な文豪になることができたのです。

子どもたちに支えの手を

フェイスブックの中で森田先生は、ヤングケアラー当事者を「困難な状況に置かれながらも手を差し伸べられなかった子どもたち」と表現されました。

困難を抱えた一人の子どもに対して、たくさんの「支えの手」が差し伸べられる社会を築くために。全ての子どもが自分らしく夢を追いかけ続けられるために――参議院議員として成さねばならない仕事は、山積しています。森田先生のご期待に、断じてお応えしていかなければなりません。

参院選勝利へ 予定候補の語り口

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伊藤たかえ 現=自民推薦

兵庫選挙区(定数3)/6月22日(水)公示、7月10日(日)投票

■物価高騰から国民生活を守り抜く

一人に寄り添い、声をカタチにしてきました。物価高による生活者の負担軽減へ補助金で燃油価格高騰を抑制。自治体への交付金などで光熱費を抑え、食を支える小麦価格の維持にも全力です。

■観光の活性化で兵庫経済を元気に

雇用を守る雇調金の特例延長を実現した確かな手腕で、観光の活性化を軸に兵庫経済の再生に挑戦。3年後の万博を見据えて訪日客の受け入れ基盤を強化、600万人の県内誘致をめざします。

■誰も取り残さない子育て・教育へ

ヤングケアラー問題を政治の表舞台に引き上げた人。未来の宝を誰一人取り残さない覚悟で、先進国最低水準の子育て関連予算を倍増し、出産育児一時金増額や給付型奨学金の拡充に挑みます。

党女性委員会副委員長、同県副代表。弁護士、税理士。参院議員1期。関西大学卒。兵庫県尼崎市出身、宝塚市在住。54歳。

通常国会閉幕、公明が両院議員総会

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参院選、断じて勝つ

参院選7選挙区の全員当選と、比例区800万票・7議席の獲得へ勝ちどきをあげた両院議員総会=15日 衆院第2議員会館

難局打開し日本を前へ/山口代表、石井幹事長が力説

第208通常国会は15日、150日間の会期を終えて閉幕した。公明党は15日午後、衆院第2議員会館で衆参両院議員総会を開き、山口那津男代表、石井啓一幹事長は、物価高騰から国民生活を守るための2022年度補正予算の成立など今国会での成果を力説。その上で山口代表は、6月22日公示、7月10日投票の参院選について「『大衆とともに』との立党精神が示されて60年の節目の戦いだ。断じて勝利し、国民の皆さんを守る」と訴えた。

山口代表は、今国会での公明党の成果に触れ、経済安全保障推進法や、子ども政策の司令塔となる「こども家庭庁」設置法、アダルトビデオ(AV)の出演被害防止に向けた議員立法などの成立を強調した。

現下の物価高に対しては、公明党として国民生活総点検・緊急対策本部を立ち上げ、国民生活の実情を点検した上で2度にわたって政府に緊急提言を提出したと力説。これを踏まえて政府が決定した総合緊急対策には燃油高騰に対応する補助制度や「地方創生臨時交付金」の拡充が盛り込まれ、「自治体が具体的に対策に取り組んで成果を生み出しつつある。党のネットワークを生かして、これからの物価高に備えていく」と述べた。

■物価高騰、機動的に対応

また、公明党の強い主張で22年度補正予算を成立させ、物価高騰への対応にも使える予備費を5兆円確保したとして、参院選に伴う政治空白が生じる期間にも「物価高騰や災害の被害、コロナ対応などに機動的に対応していく」と語った。

新型コロナ対策については「これまで6度の感染の波に見舞われたが、いずれも切り札になったのはワクチン接種だ。4回目接種も始まり、この流れの中で収束へと導いていきたい」と強調。“感染症に強い国”へ、司令塔機能を担う「日本版CDC」の創設を推進していく考えを示した。

石井幹事長は、今国会の成果について、政府が新規提出した61法案が全て成立し、26年ぶりに通常国会での成立率が100%になったと報告。国会議員に毎月支給される文書通信交通滞在費(文通費)の改革を巡っては「引き続き与野党の合意をめざし、残された課題である使途の限定・公開、未使用分の返納を実現したい」と強調した。

会合では、西田まこと参院会長、竹内譲政務調査会長、佐藤茂樹国会対策委員長もあいさつ。参院選予定候補を代表して兵庫選挙区から出馬予定の伊藤たかえ氏が決意を語った【別掲】。

■全国勝利の突破口開く/参院選兵庫選挙区・伊藤たかえ氏が決意

党両院議員総会で、公明党の伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区、自民党推薦)は、参院選に向け党として掲げた7選挙区の全員当選と比例区800万票・7議席の目標達成へ、「兵庫選挙区が全国完全勝利の突破口となるべく、全身全霊で先駆の戦いをしていく」と力強く訴えた。

伊藤氏は、自身が初当選した6年前の参院選を思い起こし「全国の皆さまの思いの込められた1票の積み重ねで国会に送り出していただいた」と述懐。大激戦の兵庫選挙区について「どれだけ厳しい情勢であろうが、このたびの戦いも断じて負けるわけにはいかない」と力を込めた。

参院選勝利への決意を語る伊藤(た)氏=15日 衆院第2議員会館

【参議院・兵庫 伊藤たかえ】子育て予算の倍増を

こども基本法が成立

かねて公明党がその成立を訴え続けてきた法案がきょう、参院本会議で可決されました。子どもの権利を守るための基本理念を定めた「こども基本法」です。あわせて、子ども政策の司令塔となる「こども家庭庁」の設置関連法も成立となりました。

1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」を日本が1994年に批准して以来、子どもの幸福と基本的人権の尊重を願う多くの方々が切望してきたのが、「こども基本法」にほかなりません。また、来年4月に設置される「こども家庭庁」は“総理大臣直属の機関”として、子育て支援をはじめ、虐待やいじめ、さらには子どもの貧困などにも幅広く対応していくことになります。

 

<公明新聞2022年2月28日付より>

 

出産育児一時金を50万円に

国づくりは人づくり。子育て・教育こそが未来をつくります。ゆえに子どもの幸せを最優先する社会を――これが公明党の理念です。私自身が参議院議員となってから「ヤングケアラー」の問題に取り組んできたのも、その信念からでした。

一方で日本の子育てにかける予算は、 GDP比で見た場合、先進国の中で最も少ない国の一つとなっているのも実情です。この状況を少しでも変えていかなければなりません。公明党は今、子ども政策の関連予算の倍増を強く強く訴えています。

そうした中、今夏の参議院選挙で公明党が掲げた公約の一つが「出産育児一時金」の増額です。これは出産にかかる経済的負担を減らすため、健康保険から支払われるもの。現在の42万円から50万円に引き上げることを目指します。

この「出産育児一時金」が生まれたのは、1994年。公明党の推進によるものでした。子ども1人につき30万円の支給額からスタートし、これまで段階的な拡充を経て、2009年には現在の42万円にまでアップ。しかし出産費用は年々、増加傾向にあり、一時金だけではカバーできないケースも珍しくありません。

これを何としても50万円まで引き上げたい。このほかにも、高校3年生までの医療費無償化や、高等教育における給付型奨学金と授業料等減免を中間所得世帯まで拡充することを目指します。

子どもの幸せを最優先する社会

本日をもって通常国会は閉会。参議院選挙は今月22日公示、7月10日に投開票と決まりました。事実上の選挙戦に突入です。「子どもの幸せ」を最優先する社会の実現へ、全力で走り抜いていきます!

 

 

観光で兵庫を元気に!

 今月10日から、コロナ禍で停止していた外国人観光客の受け入れが再開されました。2年2カ月ぶりのことです。

 私の地元・兵庫をはじめ、全国各地で観光業に従事されている方々の中には、大きなニュースとして受け止めていただいている方も多いのではないでしょうか。

魅力がいっぱい!

 さて、早速ですが、皆さんにぜひお尋ねしたいことがあります。特に、関西以外に住まわれている方に――です。「兵庫に旅行に来られたこと、今までありますか?」

 こんなデータがあります。コロナ禍前に、関西に来られた訪日外国人観光客の人数(年間)です。第1位は年間約1153万人のダントツで大阪! 続く第2位は約830万人の京都。そして第3位は奈良県。兵庫県は約180万人となっています。

 全国の順位でいえば47都道府県中、第11位と健闘していると言えば、健闘しているのですが……言わせてください。「兵庫のポテンシャルからしたら、まだまだこんなもんじゃ、ありません!」

 兵庫には魅力がいっぱいあります。例えば飲食だと、日本三大和牛の「神戸ビーフ」に、世界一の酒産量を誇る日本酒の産地・灘五郷。“ほんまもん”と名高い日本酒「山田錦」の全国の生産量シェアは約6割を誇ります。コラーゲンたっぷり、ぷりっぷりの旨味と大きな白子が特徴の「淡路島3年とらふぐ」は、刺身にしても鍋にしても唐揚げにしても、とってもおいしい!

 観光地であれば、城崎温泉有馬温泉をはじめ、宝塚大歌劇阪神甲子園球場、そして世界遺産の姫路城などなど、挙げればキリがありません。

 私自身も、街頭演説で近くまで伺った際の「スキマ時間」を使って、その地域の魅力を伝える動画を収録しては、その都度その都度、発信してきました。

観光業をもり立てることは

 県として、そして公明党としても、この兵庫の魅力を国内外の方々にもっともっと知ってもらおうと、全力を尽くしています。「観光庁」は国土交通省に位置づけられていますが、現在の国土交通大臣は公明党の斉藤てつお衆議院議員です。しっかりと連携を取りながら、兵庫への交通ルートの充実も含めて、観光業を盛り上げていきたい。目指すは訪日外国人観光客「年間600万人」です!

 観光関連産業は、全国で約100万の事業者と約900万人の雇用を支えている、大変にすそ野の広い産業です。観光業をもり立てることは、宿泊業者や交通業者を支えるだけではなく、その地域ならでは農業や漁業、また文化資源を守り、次代につないでいくことにもなることは、間違いありません

 新GoToなど全国的な需要喚起策も今後検討しながら、観光で兵庫と日本を元気にしていきたい――そう決意を新たにしています。

公明がコロナ対策をリード

公明新聞に「伊藤たかえ」の記事が掲載されました。

 

コロナの感染状況が落ち着きを見せていますが、その背景にあるワクチン確保・接種などの対策をリードしたのは、公明党です。生活を守り支える政策も数多く実現しました。主な実績を紹介します。

■(ワクチン)海外からの確保に道筋 

感染抑制に大きな効果を発揮した海外製のコロナワクチン。この確保に道筋を付けたのが公明党です。

当初、厚生労働省が進めていた海外製薬メーカーとの交渉は、財源の見通しがなく停滞していました。実態を把握した公明党は、状況の打開へ政府を動かしました。

2020年7月16日の参院予算委員会で、あきの公造氏が政府に予算措置を強く求め、当時の稲津久厚労副大臣(公明党)が「予備費の活用」を明言。そこから交渉が急速に進展し、米英3社からの“国民全員分”のワクチン確保が実現しました。

「二人の質疑応答が日本を救ったと言っても過言ではありません」(北海道医療大学・浅香正博学長)と評価されています。

■接種の無料・迅速化も

コロナワクチンの接種費用についても、全額国庫負担をいち早く政府に提言し、現在行われている3、4回目接種まで無料化が実現しています。

円滑・迅速な接種に向けても、国会・地方議員が連携し、各地で大規模接種会場の開設や打ち手の確保などを進めた結果、接種率は1、2回目が全国民の80%、3回目が60%を超えています。

■途上国への供給

公明党は、途上国へのワクチン支援の国際的な枠組み「COVAXファシリティー」への参加を政府に繰り返し要請。日本がいち早く参加を表明したことで多くの国が続き、現在、約190カ国・地域に広がっています。COVAXによる世界へのワクチン供給は15億回分に上っています。

■(治療・検査)軽症~重症、薬の早期承認や確保など後押し

公明党がいち早く活用を訴え、20年5月に国内初のコロナ治療薬として特例承認された「レムデシビル」は、治療の現場で重症化や死亡を防ぐ効果を発揮しています。

感染初期に点滴で投与し、重症化を防ぐ中和抗体薬について、現場の声を受け、入院以外の外来や往診で使用できるようにしたのも公明党です。

飲み薬(経口薬)については、公明党の提言から政府が国費での一定量の買い上げを決定。世界的な争奪戦となる中で海外製品の早期確保・供給につながりました。現在、重症化リスクの高い宿泊・自宅療養者などに無料で提供されています。

塩野義製薬が承認申請中の国産飲み薬についても、政府は100万人分を購入する方針です。

■唾液でPCR

PCRなどの検査では、感染リスクが低く簡便な唾液による検査が普及しています。これを国会で初めて訴え、実現したのも公明党です。

■パルスオキシメーター、宿泊・自宅療養へ配備

血中酸素濃度を測ることができ、重症化の兆候を察知するのに役立つパルスオキシメーター。20年4月に公明党が宿泊・自宅療養での活用を政府に訴え、全国的な配備が進みました。

■(暮らし)一律10万円給付を実現

コロナ禍で打撃を受けた国民生活を守るため、公明党は、1人当たり一律10万円の特別定額給付金を実現しました。

当初、政府は減収世帯に、1世帯当たり30万円を給付する支援策を予定していました。しかし、感染拡大による影響が深刻になる中、公明党の山口那津男代表は20年4月、安倍晋三首相(当時)に所得制限なしで全ての人に一律10万円を給付するよう直談判。この結果、閣議決定されていた20年度第1次補正予算案を組み替える異例の対応で一律給付が実現しました。

■生活福祉資金、困窮者の安全網に

コロナ禍で困窮する人の安全網として、生活資金を無利子・保証人不要で借りられる生活福祉資金(緊急小口資金と総合支援資金)の特例貸し付けの申請期限が、公明党の訴えで今年8月末まで延長されています。

公明党が推進し、両資金を合わせた貸付限度額は一時、最大200万円に拡充。返済時に借りた本人と世帯主が住民税非課税であれば返済が免除されます。貸付限度額に達した困窮世帯の支援として「生活困窮者自立支援金」も創設させました。

■(雇用)雇調金特例で失業防ぐ

雇用状況の悪化を抑えたのが従業員への休業手当を助成する雇用調整助成金(雇調金)です。21年の労働経済白書は、雇調金などによって20年4~10月の完全失業率の上昇が約2・6ポイント抑えられたと推計。助成がなければ失業率は5%を超えていました【表参照】。

公明党は雇調金の特例措置について、支給要件の緩和や助成率の引き上げ、日額上限8330円から1万5000円への“ほぼ倍増”などを実現。さらに伊藤たかえ氏が特例措置の延長を政府に訴え、9月末までの延長も決定しています。

労働者が直接申請できる「休業支援金」や、子どもの休校などで仕事を休んだ保護者を支援する「小学校休業等対応助成金・支援金」なども公明党が推進しました。


 

主張 肥料高騰対策

公明新聞に「伊藤たかえ」の記事が掲載されました。

補塡制度の創設で農家支えよ

肥料価格が高騰し農家への影響が懸念される。対策を急ぐ必要がある。

公明党は9日、金子原二郎農林水産相に対し、肥料高騰対策を柱とする食料の安定供給に向けた緊急要望を行った。

日本は肥料原料の大半を輸入に頼っているが、ロシアのウクライナ侵略の影響で主要生産国からの輸出が滞っており、燃油高による輸送費の増大や円安なども加わって肥料価格を押し上げている。

このため全国農業協同組合連合会(JA全農)は、今月から10月にかけて販売する肥料の価格を、昨年11月から今年5月までと比べ最大で94%値上げした。農家経営には打撃である。また、農作物の価格上昇につながれば消費者への影響も大きい。

そこで緊急要望では、肥料価格の高騰分を補塡する制度の創設を求めた。配合飼料や燃油については高騰時に農家を支援する仕組みはあるが、肥料向けの制度がないためだ。農家からも補塡制度を求める声が出ている。

この点について公明党の伊藤たかえ参院議員は5月31日の参院予算委員会で、「生産者への直接的な支援の検討も必要だ」と主張、金子農水相は「検討を進めたい」と答弁している。今回の緊急要望も踏まえ、政府は対策に乗り出してもらいたい。

こうした肥料高騰対策のほかにも緊急要望では、国際情勢の変化の影響を緩和し、食料を安定供給できるよう、さまざまな取り組みを求めている。

具体的には、水田の畑地化支援の拡充や、水田を区画してコメとコメ以外の作物を輪作する「ブロックローテーション」の促進に向けた基盤整備を要請した。

また、輸入小麦に代わる国産小麦や米粉の利用拡大を提唱し、コメ以外の食料自給率の向上へ支援強化を訴えている。

緊急要望の中で指摘したように、「生産者や産地が、前向きに農業を続けていくための支援」が求められていることを強調しておきたい。