文化芸術は“平和の礎”

公明新聞に「伊藤たかえ」の記事が掲載されました。

必勝の決意を訴える(右から)浮島局長と、石川、伊藤(た)、熊野の各氏=29日 兵庫・尼崎市

 

浮島局長、フォーラムで支援訴え/伊藤(た)、石川、熊野氏が出席

公明党の伊藤たかえ(参院選予定候補=兵庫選挙区、自民党推薦)、石川ひろたか(同=大阪選挙区)、熊野せいし(同=比例区)の各参院議員は29日、兵庫県尼崎市で開かれた党関西方面本部の「文化フォーラム2022」に、浮島智子党文化芸術局長(衆院議員)と共に出席し、参院選勝利へ支援を訴えた。

伊藤氏は「苦しむ一人に寄り添う」との弁護士時代から変わらぬ思いで、ヤングケアラー支援や養育費不払い問題に取り組んできたと強調。「子どもが希望を持ち暮らせる社会を築く」と語った。

石川氏は外務省時代、戦後復興期のイラクの学校で自衛隊員と共に演奏会を開催した経験に触れ「文化芸術の力は平和の礎」と力説。「平和外交の先頭に立つ」と述べた。

熊野氏は、がん細胞だけを的確に破壊する粒子線治療への保険適用拡大など医師経験を生かした実績を報告。ポストコロナへ「感染症に強い国を築く」と訴えた。

浮島局長はコロナ禍で打撃を受けた文化芸術団体に最大2500万円を国が補助する公明党推進の支援策などを紹介し、「これからも文化芸術の灯を守る」と話した。

子どもたちの未来開く

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参院選勝利へ決意を訴える伊藤(た)氏(左)ら=28日、神戸市

兵庫県内4カ所で街頭演説/伊藤(た)氏ら

 

公明党の伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区、自民党推薦)は28日、国重徹衆院議員と共に神戸市など兵庫県内4カ所で開かれた街頭演説会に出席し、参院選勝利へ決意を訴えた。

伊藤氏は、党のプロジェクトチームの一員として携わってきた不妊治療支援について、4月から保険の適用範囲が拡大されたことを報告。今後は治療と仕事の両立支援のさらなる充実など、「子どもを望む夫婦が安心して治療を受けてもらえる環境づくりに全力を挙げる」と力説した。

国重氏は、伊藤氏が力を入れて取り組む「ヤングケアラー」支援は「一人一人の子どもを社会全体で守り支え、子どもたちの未来を開く施策だ」と強調。また物価高騰対策や安全保障政策に言及し「皆さまの暮らしを守るのが公明党であり、その要が伊藤さんだ」と絶大な支援を呼び掛けた。

 

参院選勝利へ大いに語ろう! 予定候補に聞きました

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【略歴】党女性委員会副委員長、同県副代表。弁護士、税理士。参院議員1期。関西大学卒。尼崎市出身、宝塚市在住。54歳。

伊藤たかえ 現=兵庫選挙区(定数3)自民推薦

働き手守る雇調金の特例措置/現場の不安代弁し“命綱”を延長

雇用調整助成金(雇調金)とは、企業が休業手当を支払って従業員を休ませた際、手当の一部を国が助成する制度です。コロナ禍に対応するため、厚生労働省は2020年4月から、1人当たりの日額上限や助成率を引き上げています。

現在、原則として助成率は休業手当の最大10分の9で、1人当たりの日額上限は9000円です。ただし、まん延防止等重点措置などの地域の企業や、売り上げが大幅に落ち込んだ企業には、最大10分の10、日額1万5000円を助成しています。

厚労省の発表では、これまでの支給申請件数が累計約654万件、支給決定額は累計5兆6954億円に上っています(5月20日時点)。コロナ禍が長期化する中、依然厳しい舵取りを迫られている経営者は少なくありませんが、今年初めの段階では、3月末で特例措置の期限が切れようとしていました。

不安を抱く飲食や観光、交通業など、地域の雇用を支える事業者の皆さんから実情をつぶさにお聴きした上で、私は2月25日の参院予算委員会で、事業継続の“命綱”延長を速やかに決断するよう、岸田文雄首相に直談判しました。結果、その日の夜に、6月末までの延長が決定し、私のもとにも安堵の声が数多く寄せられました。

いま、ウクライナ情勢や原油価格の高騰など新たな課題にも直面しています。7月以降の雇調金特例の延長をはじめとして、コロナ禍からの創造的復興を担う人たちの雇用の維持・創出に引き続き全力を挙げます。

電子処方箋、理解促進を

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薬局の現場の課題などについて参加者と意見を交わす伊藤(た)氏(奥右)と山本(香)氏(左隣)

普及へ薬局事業者と意見交換/兵庫・芦屋市で山本(香)、伊藤(た)氏

 公明党保険調剤薬局に関する議員懇話会の山本香苗会長(参院議員)と伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区)は21日、兵庫県芦屋市を訪れ、保険調剤薬局を全国展開するI&H株式会社(阪神調剤グループ)の本社で開かれた意見交換会に出席した。

席上、厚生労働省が来年1月からの運用開始をめざしている電子処方箋が議題に。参加者からは、患者の多くが高齢者のため、「スマホの使い方を含めたデジタルリテラシーの向上が必要」「紙の処方箋よりもメリットがあることの周知を」など、普及に向けた課題が挙げられた。

山本氏は、電子処方箋の意義について「薬剤師の皆さんが今まで以上に専門性を発揮して服薬指導を行えるようにすることだ」と強調。「導入に向けて患者目線の広報を進め、理解を広げたい」と述べた。

このほか、薬剤師がワクチン注射を行うための法的な環境整備や、次期診療報酬改定での調剤基本料の算定について、薬局の規模ではなく機能に応じて評価することなどを求める意見が寄せられた。

伊藤氏は「現場の声を生かし、国会質問や政策提言につなげたい」と話した。

5選挙区の参院選予定候補を語ろう

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伊藤たかえ 現=自民党推薦

兵庫選挙区=定数3 

党女性委員会副委員長。弁護士、税理士。参院議員1期。関西大学卒。兵庫県尼崎市出身、宝塚市在住。54歳。

 

■雇調金特例を延長

「悩む人と共に歩む」が信条。コロナ禍で疲弊する事業者の“命綱”である雇用調整助成金の特例延長を願う声を国会で代弁し、首相に直談判。6月末までの期限延長を実現しました。

■“社会の宝”守る

「ヤングケアラー」問題を国会で取り上げ、省庁横断チーム発足を後押し。支援強化へ予算化も実らせました。自公国3党協議の実務者として“社会の宝”を守る対策に汗を流しています。

■接種加速化に貢献

コロナワクチン接種の打ち手確保に難航していた自治体の声を受け、接種会場への看護師派遣を全ての地域で可能に。接種を加速させ、3、4回目接種も支える体制構築に貢献しました。

■(情勢)

昨年衆院選の勢いが続く維新現が確実。自民現も文部科学相の知名度を生かし堅い。残り1議席を巡り、無党派層や野党支持層に広がる立民新の女性が先行し、公明現・伊藤が激しく追うも圏外。

ヤングケアラー支援の強化へ

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今年度から3年間 政府の「集中期間」スタート

家族の介護や世話などを日常的に行う18歳未満の子ども「ヤングケアラー」への支援を強化するため、政府は今年度から3年間を「集中取組期間」と定めている。政府の取り組みやその背景を解説するとともに、対策推進を訴えてきた公明党の伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区)のコメントを紹介する。

背景
「小6の6.5%」など実態判明
学業や健康への影響に懸念

ヤングケアラーについて政府は、昨年4月に中学生と高校生、今年4月には小学生を対象に、いずれも初めて実施した実態調査の結果を公表した。

昨年4月に発表されたのは、全国の公立中学校に通う2年生(回答者5558人)や全日制高校の2年生(同7407人)らを対象に、2020年12月~21年2月にかけてインターネットで行われた調査の結果である。

これによると、世話をする家族が「いる」と答えた割合は、中学2年生が5.7%で約17人に1人、全日制高校2年生は4.1%で約24人に1人だった。

世話をする家族がいると答えた生徒のうち、頻度が「ほぼ毎日」と答えたのは中学2年生で45.1%、全日制高校2年生は47.6%に上った。平日1日に世話に費やす時間は、中2が平均4.0時間、高2が同3.8時間。その上で「7時間以上」との回答が、それぞれ約1割あった。世話をする家族の内訳を複数回答で聞いたところ、「きょうだい」が中2で61.8%、高2で44.3%と最も多かった。また、世話をする家族がいる中高生の6割以上は相談経験がなかった。

今年1月には全国の小学校6年生を対象に郵送などで調査を実施、9759人の回答をまとめ4月に発表した。この調査では大学3年生にもインターネットで調査をし、9679人が回答している。

小学6年生では世話をする家族がいるのは631人で、約15人に1人に相当する6.5%だった。家族の内訳は複数回答で「きょうだい」が最多。平日1日に世話に費やす時間は「1~2時間未満」が27.4%と最も多いが、7.1%が「7時間以上」だった。世話をする家族がいる児童はいない児童よりも、欠席や遅刻、早退をすると答えた割合が高く、学業や健康への影響が懸念される。

また、世話をする児童の半数以上が「特にきつさは感じていない」と回答。家族の世話による制約も6割以上が「特にない」と答えている。この点について厚生労働省は、支援を受ける必要性を自覚していない児童も一定程度いるとみている。

家族にどのような「世話」をしているか聞いたところ、見守りが40.4%で最も多く、家事が35.2%で続いた。ただ、これは複数回答の結果であるため、1人でさまざまな世話を担っていることも考えられる。

大学3年生では、世話をする家族が「いる」あるいは「過去にいた」のは10.2%の987人。家族の内訳は複数回答で「母親」が最も多かった。平日1日に世話に費やす時間は「1時間以上3時間未満」が36.2%で最も多く、6.4%が「7時間以上」だった。

対策
社会的認知度高め早期発見へ
自治体の訪問事業など後押し

ヤングケアラーに関する実態調査と前後して政府は支援策の強化に乗り出し、2022年度から3年間を「集中取組期間」と定めた。4月に成立した22年度予算や昨年12月成立の21年度補正予算に関連費用が盛り込まれている。

柱の一つはヤングケアラーに関する認知度の向上だ。

中高生を対象にした実態調査では、8割以上がヤングケアラーという言葉を「聞いたことはない」と回答。国民一般の認知度も低いとみられており、政府は集中期間に積極的な広報を行い、認知度5割をめざす。ヤングケアラーを早期に発見して適切な支援につなげるためだ。

自治体に対する支援も行う。具体的には、ヤングケアラーに関する自治体単位の実態調査や関係機関の職員研修に対して国が財政支援する。加えて、自治体と関係機関、支援団体をつなぐ「ヤングケアラー・コーディネーター」の配置や、当事者同士が悩みや経験を共有し合うオンラインサロンの運営もサポート。このほか、ヤングケアラーへの訪問支援事業も行う。

さらに厚労省は今月14日、学校や自治体などが連携するためのマニュアルを公表した。主体となる機関や部署を決めコーディネーターを配置することを提言。ヤングケアラーの早期発見に向け、問題への理解を深めることも重要だとしている。

マニュアルは約80ページで、ヤングケアラーを取り巻く状況などに加え、現場での取り組み事例を紹介。家族が抱える課題は複雑になっているとして「切れ目のない支援が求められている」と説明している。

厚労省が4月に公表した小学校への調査結果によると、ヤングケアラーと思われる児童を「外部の支援につないでいない(学校内で対応している)」と答えた学校が42.7%に上った。その理由として「対応の仕方が分からない」などの回答があったため、マニュアルでは関係機関による連携改善の必要性を指摘している。

また、担当者が多いと全体方針がぶれる恐れがあり、素早い情報共有も難しくなることから、支援計画を立てて役割分担を明確にすべきと強調。子どもに自覚がない例もあり、本人や家族の考えを尊重しながらのサポートや、行政だけでなく地域全体で見守ることも求めた。

文部科学省や厚労省はヤングケアラーについて、日々のケアに多くの時間や労力を割くため、学業不振や不登校、就職機会の喪失など深刻な問題に発展しているケースがあるとみている。

ただヤングケアラーは、幼いころからそうした状態に置かれていることが多く、当事者自らが相談したり助けを求めることは少ないとされる。政府は学校などで助けを求めることの大切さを周知していく方針だ。

また、家族のために献身する行為自体は尊く、否定すべきものではないが、それが原因で自分の将来に希望が持てず苦しむようなことがあってはならない。このため政府は、一人一人が思い描く人生を歩めるよう寄り添う支援に努めるとしている。

誰一人取り残さない仕組みを
伊藤たかえ 参院議員

伊藤たかえ 参院議員

ヤングケアラーは、報道で取り上げられることも増えましたが、まだまだ知られていないのが現状です。まずは社会的認知度を高めることが重要です。

これについては、国の予算を活用して、各自治体での実態調査や福祉・介護・教育など関係機関への研修など具体的な取り組みを前に進める必要があると考えます。

昨年の中学・高校生への調査に続き、今年は小学生に対するヤングケアラーの実態調査が実施され、改めて深刻な実態が明らかになりました。調査が行われたことは評価しますが、支援の必要性を自認していない児童も一定数いるとみられ、対策が急がれます。

ヤングケアラーの問題は、私が昨年3月の参院予算委員会で取り上げ、省庁間の縦割りを越えた支援の“受け皿”構築を訴えました。この時の「省庁横断的に取り組む」との首相答弁が“追い風”となり、厚生労働・文部科学両省の合同プロジェクトチームが発足。22年度予算などには、ヤングケアラーの早期発見・把握や広報・啓発などの支援策が盛り込まれました。

公明党は国会議員と地方議員が連携してヤングケアラー対策に力を注いでいます。今後も地方議員と連携し、誰一人取り残さない仕組みを作っていきたいと考えており、子どもたちが希望あふれる人生を描けるよう着実に対策を前進させる決意です。

女性デジタル人材育成プラン

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NEWS ここがポイント

林伴子男女共同参画局長(中央左)に要望する党女性委員会ら=4月14日 内閣府

IT分野の人手不足解消と女性の就労環境の向上めざす。スキルの習得支援やテレワークなど柔軟な働き方を推進

Q 政府は4月26日、女性デジタル人材育成プランを取りまとめた。

A 就労に直結するデジタルスキルの習得や、柔軟な働き方を促す就労環境の整備の両面から支援し、女性のデジタル人材育成を加速化していくことが目的だ。

デジタル分野は人手不足が続き、今後も労働力を求めるニーズが高まるとみられている。IT技術者における女性の割合はわずか19%にとどまっており、女性のデジタル人材の育成は急務である。

また、新型コロナの影響で、非正規などを中心に減収や失業などで困窮する女性が増える中、今後も成長が見込まれるデジタル分野での就労は経済的な安定につながる。さらに、育児や介護をしながらテレワークで取り組めるなど、女性にとってメリットが大きい。

Q プランのポイントは。

A ①デジタル分野の基礎知識を学ぶ支援②育児、介護で仕事に制約がある女性も柔軟な働き方ができる環境整備③全国各地域へ優良事例の横展開に向けた周知・啓発――が柱だ。

スキルの習得支援では、公的職業訓練においてデジタル分野のコース設定を促進するとともに、インターネットを活用した「eラーニングコース」の拡充や託児サービス付きの訓練コースも実施していく。

就労支援では、テレワークの定着・促進に向けて、関係府省や自治体が連携し、全国的な導入支援体制を整備するほか、地域の実情に応じた自治体の取り組みを交付金で後押しする。

官民連携で3年間集中的に取り組み、3年後に効果を検証し、見直しを行う。

Q 公明党の動きは。

A 昨年の衆院選重点政策で「女性デジタル人材育成10万人プラン」(仮称)を掲げ、選挙後も代表質問や予算委員会などで政府に実現を求めてきた。さらに党女性委員会などは4月14日、政府に対しプラン策定に向けた要望を行い、公的職業訓練の充実や地域の取り組みを後押しする交付金の拡充などを訴えていた。

脱炭素の先進都市に

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液化水素の荷役施設を視察
神戸で斉藤国交相、伊藤(た)氏

液化水素荷役実証ターミナルを視察し、関係者と意見を交わす斉藤国交相(右から2人目)、伊藤(た)氏(左隣)ら=14日 神戸市

斉藤鉄夫国土交通相(公明党)は14日、神戸市の神戸空港島にある液化水素荷役実証ターミナル「Hytouch神戸」を訪れ、脱炭素化の取り組みを視察した。公明党の伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区)と松田一成県議が同行した。

同ターミナルは、海外から海上輸送してきた液化水素の受け入れ基地。マイナス253度で液化した水素を貯蔵するタンクと、船から陸上に液化水素を移送する設備などで構成されている。

現在、川崎重工業や岩谷産業などでつくる技術研究組合「HySTRA」が水素供給網構築に向けた実証事業を進めている。

昨年12月、世界初の液化水素運搬船が神戸を出港し、豪州で採れる低品質の石炭から生成した液化水素を積み込み、今年2月に同ターミナルに帰港。貯蔵タンクに充てんし、実証実験を成功させた。

案内に立った関係者によると、水素の商用化に向けた課題の一つであるコスト改善へ、タンクや運搬船など設備の大型化を進めていくという。

視察後、斉藤国交相は「神戸をカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)の先進モデル都市にしていきたい」と語った。

自公勝利で経済成長を

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世界の平和・安定へ尽力 伊藤(た)氏が決意
菅前首相、斉藤国交相ら支援訴え

兵庫選挙区で必勝を誓う伊藤(た)氏(中)への絶大な支援を訴える菅前首相(右)、斉藤国交相=13日 神戸市

公明党政経懇話会は13日、神戸市で開かれ、菅義偉前首相が斉藤鉄夫国土交通相(公明党)、伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区、自民党推薦)らと出席し、「コロナ収束へ一定の方向性が見えてきた。経済の成長には自公で勝利し、政治を安定させるしかない。ヤングケアラー支援など一人に寄り添う実績を積み重ねてきた伊藤さんを勝たせてほしい」と訴えた。

菅前首相は、今後の日本経済について「攻めの経済に転換しなくてはならない。円安のメリットを最大限に活用すべきだ」と強調。農林水産物・食品や中小企業の高い技術力を生かした製品を海外に輸出していくことが大事だとの考えを示した。

さらに、経済成長と雇用の拡大を進めるため、「カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)とデジタル化を車の両輪として進めていくべきだ」と述べた。

また、日本の安全保障と世界の平和構築には「自公で成立させた平和安全法制で、機能する日米同盟が重要な役割を果たしている」と語った。

斉藤国交相は、播磨臨海地域道路や大阪湾岸道路西伸部の早期整備、JR三ノ宮駅前の再開発などを地元と連携し、力強く進めると強調。「兵庫の経済発展のために、伊藤さんと共に全力を挙げて頑張る」と述べた。

伊藤氏は、2025年大阪・関西万博を見据え、県内の観光資源の磨き上げや関西3空港の活性化などを通じ「兵庫・関西経済の底上げを図る」と力説。「皆さまのお役に立つ仕事をするため何としても勝ち抜く」と力強く訴えた。

会合では、自民党兵庫県連会長の西村康稔衆院議員(前経済再生担当相)が「兵庫は自公で2議席確保」と必勝へエールを送ったほか、公明党の北側一雄副代表、赤羽一嘉県本部代表(衆院議員)があいさつした。

若者の声届く政治へ

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VA集計結果を知事に提出
伊藤たかえ氏、党兵庫青年局

兵庫ボイスキャッチの集計結果を斎藤知事(中央左)に手渡す伊藤(た)氏(左隣)と青年党員ら=12日 兵庫県庁

公明党兵庫県本部の伊藤たかえ女性局長(参院議員、参院選予定候補=兵庫選挙区)と高橋光男青年局長(参院議員)は12日、青年党員と共に県庁を訪れ、同県青年局が実施した政策アンケート「兵庫ボイスキャッチ」の集計結果(8日現在)を斎藤元彦知事に手渡した。党県議団が同席した。

同アンケートは、党青年委員会「ボイス・アクション(VA)2022」の一環で、就労や子育て、観光など六つの政策分野から進めてほしい項目を選んでもらうもの。3月21日から県内各地の街頭や特設ウェブサイトを通じて実施している。

席上、伊藤氏らは、これまでに2万人超の回答が集まり、賃金アップや子育て・教育支援の充実を求める声が特に多かったことを報告。「政治に声が届き、カタチになると若者に実感してもらうことが大事」と訴えた。

斎藤知事は、VAについて「県民から直接声を聴く素晴らしい取り組み」と述べ、今後の県政に生かす考えを示した。

参院選予定候補 勝利へ訴える!

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安心の暮らし 守り抜く
伊藤たかえ 現
兵庫選挙区(定数3)=自民推薦

参院選に挑む公明党選挙区予定候補の訴えを紹介します。年齢は掲載日現在。

伊藤たかえ 現

■未来の宝に寄り添う

弁護士時代から「悩み苦しむ人とともに歩む」が信条です。1期6年間、社会の狭間に埋もれる人たちに寄り添い、“小さな声”を一つ一つカタチにしてきました。

その一つが家族の介護や世話などに追われる子ども、「ヤングケアラー」への支援です。未来の宝である子どもたちをいかに守るのか。社会全体で取り組むべき課題です。

私は、昨年3月の参院予算委員会で対策の必要性を訴え、当時の菅義偉首相から、初めてヤングケアラーへの支援を進める旨の答弁を引き出しました。これが“追い風”となり、省庁の壁を超えた対策チームが発足し、支援強化へ予算化を実らせることができました。今後も地方議員と連携して、着実に対策を前進させてまいります。

■今こそ声をチカラに

コロナ禍で打撃を受ける飲食・宿泊・交通など観光関連産業の事業者から実情を聴いて回る中、雇用調整助成金の特例措置延長を求める声を数多くいただきました。私は今年2月25日の参院予算委員会で、事業継続と雇用を守る“命綱”の延長を速やかに決断するよう岸田文雄首相に迫り、その日の夜、3月末の期限を6月末まで延長することが決まったのです。

コロナ禍で傷んだ経済の立て直しは急務です。今こそ現場の声をチカラに変え、暮らしを守り、安心と希望の未来を拓くため、全身全霊で戦い抜いてまいります。

【略歴】党女性委員会副委員長、同兵庫県本部副代表。弁護士、税理士。参院議員1期。関西大学卒。兵庫県尼崎市出身、宝塚市在住。54歳。

国民の暮らし守り抜く

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公明、全国各地で憲法街頭
兵庫で赤羽、伊藤(た)氏ら

国民の命と暮らしを守り抜く決意を述べる赤羽氏(中央右)、伊藤(た)氏(左隣)ら=3日 神戸市

憲法記念日の3日、公明党は全国各地で街頭演説会を開催した。このうち、神戸市内で開かれた党兵庫県本部の街頭演説会には、赤羽一嘉県代表(衆院議員)、伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区)らが出席した。

赤羽県代表は、基本的人権の尊重など「憲法3原理」を堅持し、コロナ禍や物価高騰といった直面する課題を解決し、「国民の命と暮らしを守るのが政治家の最大の使命だ」と力説した。

伊藤氏は、ウクライナ避難民への支援に言及。就労や言語のサポートなど「安心して生活できる環境づくりを進める」と訴えた。

好評のインスタライブ「エミスタ」

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佐々木、伊藤(た)氏が和やかにトーク

党女性委員会と青年委員会の公式インスタグラムアカウント「エミスタ」のライブ配信が好評です。4月21日に行われた佐々木さやか、伊藤たかえ(参院選予定候補=兵庫選挙区)の両参院議員によるライブの要旨を紹介します。

インスタライブで語り合う佐々木(左)、伊藤(た)両氏(スマートフォン画面)

佐々木 政治の話は“堅い”と思われがちなので、楽しく分かりやすく伝えたいです。家でおしゃべりする感覚で聴いてもらえたらと思います。まず(初登場の)伊藤たかえさんに自己紹介をお願いします。

伊藤 1968年に兵庫県尼崎市で生まれました。98年に弁護士になり、2016年の参院選に初当選しました。趣味は山歩きです。以前、六甲・須磨山系を丸1日かけて歩く「六甲全山縦走」に参加したのですが、今日はそのときに身に着けていた思い出のブルゾンを着てきました(笑)。よろしくお願いします。

ウクライナ支援、核兵器廃絶に総力

佐々木 皆さまから事前に質問を頂きました。「ウクライナへの支援をお願いします。避難民を日本で受け入れ、命を守ってあげてほしい」「核兵器を廃絶してほしい」といった声が来ています。

伊藤 公明党は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や日本赤十字社に救援金を届けたほか、ウクライナや東欧5カ国の駐日大使らと意見交換を行い、避難民の受け入れを担う近隣国を支援してきました。今、日本にも多くの避難民が来ています。国と地方のネットワークを発揮し、住宅の提供や生活費の支援などを進めています。一人一人のニーズに合った支援をしていきたいと考えています。

また核兵器廃絶は、公明党として絶対に譲れない目標です。これまでも、核保有国と非保有国の有識者による賢人会議を設置し、橋渡し役を担ってきました。核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」とした非核三原則は、公明党議員が国会質問で初めて訴えたものです。核兵器廃絶に総力を挙げます。

不妊治療が4月から保険適用に

伊藤 「不妊治療で保険適用になる回数は年齢によって決まっていますが、増やせませんか」との声も寄せられています。

佐々木 不妊治療を受けるカップルは、約5.5組に1組といわれています。私自身も不妊治療を経験し、子どもを授かりました。4月から不妊治療の保険適用がスタートしましたが、公明党は20年以上前から、全国で署名活動をしたり、政府への申し入れなどを通じて推進してきました。ただ、体外受精や顕微授精は、治療開始時に女性が40歳未満なら子ども1人につき6回まで、40歳以上43歳未満は同3回までが条件です。年齢が上がってから治療を受けたいという人もいますので、支援の拡充に取り組みたいと思います。

ヤングケアラーを社会全体で支える

佐々木 次の質問に移ります。ヤングケアラーについて教えてもらえますか。

伊藤 18歳くらいまでの児童・生徒が家族の介護やケアを担い、大きな負担となっている状況を指します。昨年3月の参院予算委員会で、私が対策の必要性を訴えたのに対し、菅義偉首相(当時)から、初めてヤングケアラーへの支援を進める旨の答弁を得ました。これを受け、ヤングケアラーへの支援強化が予算化されました。

佐々木 伊藤さんが支援に取り組むようになったきっかけは何ですか。

伊藤 兵庫県の女性議員と一緒に、女性の声を聴く党女性委員会の運動「ウイメンズトーク」を実施した際、ヤングケアラーを長年、研究している専門家から、これまでの取り組みや実態を聴きました。そこで、家の中で追い詰められている子どもに対し、社会全体で何とかしなければいけないと感じました。

ジェンダー平等、女性活躍の推進を

佐々木 女性活躍に向けても公明党が一貫して取り組んでいます。コロナ禍で経済的に困窮する人は、男性に比べ女性の方が多い実態が明らかとなっています。男女間の賃金格差の是正をはじめ、女性デジタル人材の育成、DV(配偶者などからの暴力)や性暴力被害の防止なども進めています。

伊藤 選択的夫婦別姓の実現を望む声もありますね。公明党は多様性が尊重される社会をめざし、これからも取り組んでいきます。

佐々木 あっという間に終わりの時間となりました。視聴していただいた皆さん、ありがとうございました!

インスタライブの模様はこちらから視聴できます

若者の声、カタチに

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神戸の青年街頭で訴え
伊藤(た)氏ら

若者の声を政治に届けていくと訴える伊藤(た)氏(中)ら=1日 神戸市

公明党の伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区、自民党推薦)は1日、神戸市で開催された党兵庫県本部青年局(局長=高橋光男参院議員)主催の青年街頭演説会に高橋局長、浮島智子衆院議員らと共に出席し、「若者の声を政治に届け、実現していく」と決意を訴えた。

伊藤氏は、自民、公明、国民民主3党で、家族の世話などに追われる子ども「ヤングケアラー」支援に関する検討会が設置されたことに言及。公明党側の代表として議論をリードし「誰一人取り残さない社会へ全力で取り組む」と力説した。

浮島氏は「現場の声を一つ一つカタチにする力があるのが公明党であり、伊藤さんだ」と絶大な支援を呼び掛けた。

安定の自公で改革断行

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子育て支援拡充し未来開く
兵庫で山口代表、伊藤(た)氏

兵庫選挙区で必勝を期す伊藤(た)氏(左)への支援を訴える山口代表=30日 神戸市

公明党の山口那津男代表は30日、兵庫県内3カ所で伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区、自民党推薦)と共に街頭演説を行い、新型コロナウイルスの感染拡大とウクライナ危機に触れ、「この荒波を乗り越えられるのは、公明党と自民党の連立政権しかない」と訴えた。

その上で、これらの危機打開に向け「政治の安定を図らなければならない。自公が互いに力を合わせて安定的な政治基盤を確保し、断じて改革をやり抜く」と力説した。

また、山口代表は、日本の未来を切り開く上で「公明党が重視するのは、子どもたちを大切に育てるということだ」と強調。公明党が連立政権に参加したことで、教育無償化や不妊治療支援などが大きく前進したとし、「これからも子育て支援のさまざまな分野を切り開き、『子育て応援トータルプラン』を掲げて一連の子育て支援策を仕上げていきたい」と述べた。

伊藤氏は、日常的に家族の介護や世話などを担う18歳未満の子ども「ヤングケアラー」対策の予算化や、省庁横断的な支援体制の構築に取り組んできた実績を報告。国の動きと連動し、神戸市では今年度から、訪問支援が必要な世帯に無料でヘルパーを派遣する事業が始まることなどに触れ、「地方議員と連携し、子どもの未来を守っていく」と力強く訴えた。