建設業の処遇改善せよ
公明新聞に「伊藤たかえ」の記事が掲載されました。
迅速な「標準労務費」の算出を
参院予算委で伊藤(孝)氏
参院予算委員会は26日、2024年度予算案に関する質疑を行い、公明党の伊藤孝江氏が建設業の処遇改善や不登校対策について質問した。
伊藤氏は建設現場で働く担い手の適正な賃金の目安となる「標準労務費」について、「第一線で働く人に確実に賃金を行き渡らせるためには迅速な対応が求められる」と訴え、標準労務費の算出に向けた国の見解をただした。
斉藤鉄夫国土交通相(公明党)は、標準労務費をあらかじめ示すことを盛り込んだ建設業法等改正案の成立後、「速やかに議論を進め、いち早く作成できるよう努める」と応じた。
不登校対策を巡り伊藤氏は、近年、小学1年生の不登校児童が増えていることに触れ「小学校入学は大きな環境の変化だ。原因究明や状況把握へ丁寧な調査・分析が不可欠」と指摘。盛山正仁文部科学相は「どのように把握、分析できるか検討する」と述べた。