DV被害者に関わる中で

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こんにちは! 伊藤たかえです。

近年増えつつあるDV(ドメスティック・バイオレンス)被害の問題。しかし、一口に「DV」と言っても家庭によって問題の所在は様々です。

担当したある女性は、母子でDVシェルター(DV被害者を加害者から保護するための施設)に入ったのですが、子どもが新しい学校に馴染めず、不登校になってしまいました。

沈んだ瞳のその子に話を聞いてみると「本当はお父さんに会いたい」と打ち明けてくれたのです。単純に離婚を選択するだけでは解決しない複雑な問題がそこにはありました。

私は、母親の気持ちに寄り添いながら、真摯に関わり続けました。夫への憎しみしかなかった彼女が、次第に変わり始め、「子どもの未来を考えたい」と話すようになりました。結果、良い方法が見つかり、子どもは父親にも会えるように。母親にも笑顔が戻りました。

日常にある複雑なトラブルほど、相手の立場になって心を配り、きめ細かい対応が求められます。

それは、政治についても言えるのではないでしょうか。“一人”の声に耳を傾け、細やかな対応に力を尽くせる公明党のネットワークが、今、求められています。