“With You” いま知っておきたい女性目線の防災

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公明新聞に「伊藤たかえ」の記事が掲載されました。

プライバシーの確保、妊産婦らへの配慮
ポイントを解説

熊本地震や千葉豪雨など、今夏は甚大な被害をもたらした自然災害が相次いでいます。こうした中で、プライバシーの確保や妊産婦らへの配慮といった「女性目線」の備えが一層求められています。そこで、避難所へ持ち出す防災グッズを中心に、“いま知っておきたい”ポイントを解説します。併せて、熊本地震の被災地で避難所などを訪問した公明党女性委員会の伊藤孝江副委員長(参院議員)のコメントを掲載します。

■生理用品やホイッスルなど“私”を守る衛生と防犯

自宅が危険な状況に陥り避難所へ移動することを想定して、「防災袋(非常用持ち出し袋)」を準備しておいてください。避難の妨げにならないよう、両手が自由に使えるリュックサックを使い、背負って歩ける重さにグッズを厳選しましょう。

特に女性は、避難所での不衛生な環境やプライバシー、防犯上の問題に直面しやすく、自衛の備えが欠かせません【図参照】。

一般的な防災用品に加えて、以下のグッズを追加しておくのが推奨されます。

【生理・衛生用品】ナプキン(1周期分)や使用済みナプキンを捨てるための中身の見えないビニール袋など。おりものシートや使い捨てショーツは、入浴できない避難生活で下着交換の頻度を減らし、ぼうこう炎などを防ぐのに効果的。

【スキンケア・日用品】使い慣れたスキンケア用品(オールインワンタイプが便利)、髪を結ぶゴム、リップクリーム、鏡。

【防犯・リラックス対策】防犯ブザーや、精神的なストレスを和らげるホットアイマスクなど。

また乳幼児や子どもがいる家庭では、避難所で落ち着いて過ごせるようなお気に入りのおもちゃ、遊べるものも合わせて備えておきましょう。

■食料や常備薬など外出先での被災に備え

■日頃から持ち歩く

外出先での被災に備え、普段から持ち歩くバッグに最低限の防災グッズを入れておきましょう【図参照】。突然の被災で帰宅困難になったり、公共交通機関がストップして閉じ込められたりした際にも役立ちます。コンパクトにまとめるのがコツです。

■自宅での備え

家屋の倒壊を免れ、電気やガス、水道などのライフラインが止まった自宅で安全に在宅避難を続けるための「備蓄」です。支援物資が届くまでの間、自立して生活できるよう、1週間分(最低でも3日間)の飲料水や非常食、簡易トイレなどを普段から家庭内にしっかりストックしておきましょう。左下のコラム記事も参考にしてください。

■「こどもまんなか」の避難所、防災リーダーの育成が大事

避難所での生活を余儀なくされている住民を見舞う伊藤氏(左から4人目)ら=8月21日 熊本・宇城市

党女性副委員長 伊藤孝江参院議員

熊本地震の被災地では、避難所にも訪問させていただきました。そこでは子育て中のお母さんから切実な声をお聞きしました。限られた共同スペースには、お年寄りから赤ちゃん、障がいのあるお子さんまで、さまざまな方々が共に生活されています。そのため、仮にダンボールベッドなどでプライバシーが守られたとしても、声や音、周囲の動きは遮断できなかったり、生活時間が異なることで子どもの声や活動が周りの方へ迷惑をかけているのではないかと心配で、「気疲れしている」「子どもに我慢ばかりさせてしまっている」との話も伺いました。

避難生活においては、子どもたちが思い切り遊べる居場所を確保し、「こどもまんなか」の視点で心のケアを徹底する――。この点が極めて重要であると、視察を通じて痛感しました。子どもたちが笑顔を取り戻すことは、仕事や住まい探しなど、厳しい現実に立ち向かう親御さんたちの大きな安心と支えにも直結すると思います。

視察では、避難所運営の大きな課題にも直面しました。事前の計画やルールがあっても、現場を全体的に見渡し、配慮を行き届かせて仕切る「人」が不足して十分に機能していないのではないか、と思われる所もありました。今後の災害で誰もが安心して過ごせる避難所を実現するには、「女性の防災リーダー」を地域で計画的に育成・確保していくことが必要だと感じました。

私自身は、阪神・淡路大震災を経験した時から、平時の備えも意識するようになりました。自宅ではすぐに避難できるよう準備していますが、今回の訪問を経て防災グッズなども再点検しました。

災害時に、子ども、女性、高齢者など、誰一人取り残さない「女性目線」の防災・避難所運営が当たり前になるよう、党女性委員会として各地域での体制づくりに全力で取り組んでまいります。

 

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