旧文通費、使途を公開
公明新聞に「伊藤たかえ」の記事が掲載されました。
8月分から、残額の返還も義務化
衆参協議会で規程案提示
与野党各会派は15日、国会内で、国会議員に毎月支給される調査研究広報滞在費(旧文通費)改革に関する衆参両院合同協議会を開き、衆院の村井英樹、参院の小鑓隆史両座長(いずれも自民党)が使途公開、残額返還に関する規程案を提示した。公明党から吉田宣弘衆院議員、伊藤孝江参院議員が出席した。
規程案では、支出総額と残額、1万円超の支出に関する支出先や目的、金額、年月日を記載した報告書の提出を規定。所属する議院にオンラインで提出し、ネット上で3年間公開するとした。
残額がある場合は、報告書が公開された日から20日以内に返還することも義務付ける。施行日は8月1日で、同月の支給分から適用される。
旧文通費改革を巡っては、昨年12月に使途の公開と未使用分の返還を義務付ける改正歳費法が全会一致で成立。使途の範囲や公開のあり方について、与野党で協議を進めていた。