食品ロス、事業系6割減めざせ

公明新聞に「伊藤たかえ」の記事が掲載されました。

家庭系の半減達成も早期に 
公明、林官房長官に提言


林官房長官(中央左)に提言する竹谷座長(左隣)ら=20日 国会内

公明党の食品ロス削減推進プロジェクトチーム(PT、座長=竹谷とし子代表代行)、消費者問題対策本部(本部長=伊藤孝江参院議員)は20日、国会内で林芳正官房長官に会い、まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」の削減に関して、今年度末に控える政府基本方針の改定に向けた提言を手渡した。林官房長官は「進めていきたい」と応じた。

竹谷座長は、公明党が推進した「食品ロス削減推進法」に触れ、食ロスが着実に減少してきたと強調。一層の対策強化へ「政府を挙げて取り組んでほしい」と語った。また、現下の物価高にも言及し、経済的理由で十分な食料を入手できないといった問題への対策を含めた政府の「『食の環』プロジェクト」の重要性を訴えた。

提言では、食品関連事業者からの食ロス発生量「6割減」をめざす目標を提案。家庭からの発生量については、半減目標の早期達成へ効果的な対策検討を訴えた。また、食品寄付の促進やフードバンク支援、大規模イベント時の対策を要望。民間事業者が保有する災害用備蓄食品の有効活用へ実態把握も要請した。