新たな補償へ論点整理

公明新聞に「伊藤たかえ」の記事が掲載されました。

支給対象者や金額など議論
旧優生保護法巡り党プロジェクトチーム

 

旧優生保護法を巡る被害者救済に向けた補償立法の論点を整理した党PT=21日 衆院第2議員会館

 

公明党の「旧優生保護法被害補償等検討プロジェクトチーム」(PT、座長=佐藤英道衆院議員)は21日、衆院第2議員会館で会合を開き、最高裁が違憲と判断した旧優生保護法(1948~96年)の下で、障がいなどを理由に不妊手術を強制された被害者への新たな補償を巡り、立法に向けた論点を議論した。

冒頭、佐藤座長は論点を整理する上で「一人も残らず救済できるよう、被害者の要望も踏まえて党の考え方をまとめていきたい」と述べた。

会合では論点として、支給対象者や支給金額、旧法に基づき人工妊娠中絶手術を受けた人への対応を議論。出席議員からは、支給対象者に配偶者を含めた場合の範囲や支給金額についての意見が上がった。

論点に対する党の考え方を巡って同PTは、超党派議員連盟の補償制度創設に関するPTの次回会合に向けて、検討を重ねていく方針だ。