保護司の安全、確保せよ

公明新聞に「伊藤たかえ」の記事が掲載されました。

自宅以外の面接場所が必要
公明が法相に提言

小泉法相(中央)に提言する大口部会長(右隣)ら=17日 法務省

大津市で保護司を殺害したとして保護観察中の容疑者が逮捕された事件を受け、公明党の法務部会(部会長=大口善徳衆院議員)と再犯防止対策強化プロジェクトチーム(座長=佐々木さやか参院議員)は17日、法務省で小泉龍司法相に対し、再犯防止の強化と保護司の安全確保に関する緊急提言を申し入れた。小泉法相は「迅速に対応していく」と応じた。提言では事件について「保護司制度の根幹を揺るがしかねない事態だ」と指摘し、速やかに保護司とその家族の不安解消に努めるとともに、保護司が利用できる自宅以外の面接場所の確保や、トラブル・再犯の予兆を的確に把握し対処できるよう保護観察対象者へのアセスメント(評価)の充実などを強く求めた。

また、女性を含む保護司適任者の確保を要請。保護観察所の職員増員、更生保護地域連携拠点事業の全国展開も訴えた。