能登地震 文化財復旧に力注いで

公明新聞に「伊藤たかえ」の記事が掲載されました。

輪島塗など工房確保要請
政府に党文科部会

能登半島地震からの復旧・復興を巡り議論した党文科部会=6日 衆院第2議員会館

公明党文部科学部会(部会長=浮島智子衆院議員)は6日、衆院第2議員会館で会議を開き、能登半島地震への対応状況を文科省から聴取するとともに、復旧・復興への取り組みを議論した。

文科省は、石川県輪島市の黒島地区(重要伝統的建造物群保存地区)における建物被害や、金沢城跡の石垣崩落など文化財の被害状況を報告。現在、現地調査を実施しているほか、復旧へ財政支援を行うと説明した。

浮島部会長は、伝統工芸の輪島塗や珠洲焼など文化財を数多く有する石川県の復旧・復興について「文化をしっかり立て直さなければ経済も回らない」と力説。住居の確保などと併せて、なりわい再建の一環として文化財の復旧支援に注力すべきだと訴えた。

具体的には、工房が被災し、働く場所を失った職人らが再開を希望していると説明。避難先などで仮の工房を整備することも念頭に、対策を要望した。