高等教育、負担軽減進めよ

公明新聞に「伊藤たかえ」の記事が掲載されました。

大学1年生、授業料前期分を無償に
党文科部会、概算要求で提言

永岡文科相(中央右)に提言する佐々木部会長(左隣)ら=8日 文科省

公明党文部科学部会(部会長=佐々木さやか参院議員)は8日、文科省で永岡桂子文科相と会い、来年度予算の概算要求へ重点政策を提言した。伊藤孝江文科大臣政務官(公明党)が同席した。

佐々木氏は高等教育無償化を段階的に拡大させる重要性を強調。大学(全学部)や専門学校について、入学金や転居費用、教材購入などで特に経済的負担が大きい1年生前期分の授業料を実質無償化するよう訴えた。

また、学校教育を取り巻く課題は複雑化していると指摘し、多様な専門家が教育を支える「チーム学校」を確立するための法整備の必要性を強調。GIGAスクール構想のさらなる推進や不登校特例校を早期に全都道府県・政令市に設置することなども要望した。

提言に対し永岡文科相は「しっかり対応していく」と応じた。