電子処方箋、理解促進を

公明新聞に「伊藤たかえ」の記事が掲載されました。

 

薬局の現場の課題などについて参加者と意見を交わす伊藤(た)氏(奥右)と山本(香)氏(左隣)

普及へ薬局事業者と意見交換/兵庫・芦屋市で山本(香)、伊藤(た)氏

 公明党保険調剤薬局に関する議員懇話会の山本香苗会長(参院議員)と伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区)は21日、兵庫県芦屋市を訪れ、保険調剤薬局を全国展開するI&H株式会社(阪神調剤グループ)の本社で開かれた意見交換会に出席した。

席上、厚生労働省が来年1月からの運用開始をめざしている電子処方箋が議題に。参加者からは、患者の多くが高齢者のため、「スマホの使い方を含めたデジタルリテラシーの向上が必要」「紙の処方箋よりもメリットがあることの周知を」など、普及に向けた課題が挙げられた。

山本氏は、電子処方箋の意義について「薬剤師の皆さんが今まで以上に専門性を発揮して服薬指導を行えるようにすることだ」と強調。「導入に向けて患者目線の広報を進め、理解を広げたい」と述べた。

このほか、薬剤師がワクチン注射を行うための法的な環境整備や、次期診療報酬改定での調剤基本料の算定について、薬局の規模ではなく機能に応じて評価することなどを求める意見が寄せられた。

伊藤氏は「現場の声を生かし、国会質問や政策提言につなげたい」と話した。