「公明の連携プレーで実現」

公明新聞に「伊藤たかえ」の記事が掲載されました。

山陽・東須磨駅にエレベーター
神戸市

東須磨駅を訪れ、工事状況について関係者から説明を受ける伊藤たかえ氏(左から2人目)と赤羽氏(同5人目)ら

神戸市須磨区にある山陽電鉄本線の東須磨駅では、現在、エレベーター設置など駅舎のバリアフリー化工事が進んでいる。推進した公明党の赤羽一嘉衆院議員はこのほど、伊藤たかえ参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区)、島山清史県議、門田まゆみ市議のほか、住民の代表らと現地を視察した。

今回の工事では、橋上駅舎になっている同駅の南北の出入り口に各1基、改札口と上下線ホームを結ぶ跨線橋に各1基の計4基のエレベーターを新設。これに併せて多機能トイレや二段手すり、点字案内板なども新たに設置される。

工事は昨年9月に着工。山陽電鉄によると、2022年度中の完成をめざしている。

同駅にはこれまでエレベーターがなく、高齢者やベビーカーを使う保護者らにとって大きな負担になっていた。中には、タクシーを利用してエレベーターのある隣駅で乗降する住民も少なくなかったという。

6年前から地元住民の有志がエレベーターの設置を求める運動を開始。鉄道事業者や国土交通省近畿運輸局などに直接要望を行ってきたが、1日の平均乗降客数が3000人未満の同駅は、バリアフリー化に関連する国の補助事業の対象外だったことから、一向に前に進まない状態だった。

実情を知った島山県議は、地元住民や門田市議と共に19年春、赤羽衆院議員に要望。同年9月に赤羽氏が国土交通相に就任した後も、粘り強く国への交渉を重ねる一方、県や市の予算確保にも尽力してきた。その結果、20年7月、国が補助事業への採択方針を決め、21年度補正予算に盛り込まれた。

■赤羽、伊藤(た)氏ら、工事進む現地視察

公明議員と共に工事が進む現地を訪れた権現町自治会の池本善一会長は、「長年の住民の悲願が実現した」と喜びを口に。同駅前の洋菓子店「ボックサン」代表の福原敏晃さんは、「公明党の議員さんたちの連携プレーがあったからこそ実現した」と感謝していた。

視察後、赤羽、伊藤の両氏は「現場の声を着実にカタチにすることが議員の使命だ。これからも現場第一主義で住民の暮らしを支えていく」と話していた。