取り組んでます 避難所の授乳環境さらに整備
公明新聞に「伊藤たかえ」の記事が掲載されました。
ひまわり通信 避難所の授乳環境、さらに整備
党女性副委員長 伊藤孝江 参院議員
乳児用液体ミルクを災害備蓄品として導入する取り組みが進んでいます。こうした中、災害時のミルク使用は衛生面などで注意すべきことが多いことも分かり、注目しています。
実は、粉も含む乳児用ミルクに関して、世界保健機関(WHO)の国際規準があります。国際規準では、乳児用ミルクは、健康上の理由などから必要とする赤ちゃんに提供するもので、全ての赤ちゃんに一律に配布するものではないとされているのです。例えば、ローリングストックとしての乳幼児健診や保育所での配布、防災イベントでの試供品の提供や試飲、日常使用を勧める文書配布なども規制されています。この点では、WHOやユニセフなどのメンバーが策定した国際指針で、災害時の母乳育児支援を重視している点も目を向ける必要があるでしょう。今後はミルクの備蓄だけでなく、母乳で子育てするお母さんが避難所で安全・安心に授乳できる環境の整備に、さらに取り組んでいきたいと思います。