国会報告 日銀副総裁候補に見解を問う(議院運営委員会)
政府が国会に日本銀行副総裁候補として提示した若田部昌澄・早大教授に質問。
教授は「リフレ派の若田部教授は持論を抑えつつ追加緩和の条件や共同声明の見直し論に言及した」(3/8日経新聞)といった慎重な答弁に終始。この日の発言が金融政策に影響を及ぼしかねなかったことから、直ちに日本経済新聞が電子版で伝え、報道各社も一斉に報じました。
さらに大手証券会社がこの質問を大きく取り上げ、金融政策の具体的な目標を初めて明かした若田部氏は、政治家からの「初洗礼」を受けたとレポートしました。
伊藤 : デフレ脱却の判断の目安は?
若田部: (物価上昇率)2%以上が2年間持続すること(3/7日経新聞)
物価2%以上が二年間持続(3/8東京新聞)
伊藤 : 追加の金融緩和は必要か?
若田部: 2%物価先送りで追加緩和(3/7時事通信)
2%達成時期先送りするような場合に検討(3/8神戸新聞)
新たな政策も検討したい(3/8読売新聞)
現状の政策で(2%の)達成が難しいなら(3/8産経新聞)