路上生活者のための法律相談を
こんにちは!伊藤たかえです。
だれもが、働きやすく、暮らしやすい社会を作りたい。私の行動の原点は、弁護士時代に「人権擁護委員会」で、ホームレス問題に取り組んだことにあります。
まずは“知ることが大事”だと、巡回相談員の方と公園や河川敷を巡回。「弁護士につなげたら解決するかもしれない」という方の話を聞かせてもらうことから始めました。
話を聞きながら私は「各々の訳があって、路上生活を余儀なくされているけど、真面目で普通の人だな」と感じました。そして解決方法があるのに「どうせ無理だ」と諦めてしまっている人が多いことを痛感しました。
自立のきっかけになればとボランティアで法律相談を始めました。「まず住む所を」と、一緒に役所に行って、施設につなぐことができた人もいました。
書類で説明しても理解が難しい人も多かったので、「借金した人が弁護士に相談して解決するまで」を劇にして、自立支援センターなどで上演したこともあります。
やがて、これらの実績が認められ、法律相談が制度化。自立支援センター内で開始されるようになったのです。ホームレス問題を解決する一歩になったと思います。
私は、どんな人にも、より良く生きていくための権利があり、力があると信じています。人間の可能性を輝かせる政治を兵庫から実現させるために、今日も走り抜いて参ります。